ディストピア TOKYO

けいさつのネットカフェ犯罪資料はとってもおもろいぞ。

by on 2月.18, 2010, under New!! ネットカフェ規制, タウン情報

2.24(都議会開会日)は 「ネットカフェ規制に反対!」都庁前行動へ
☀ 賛同を!!! インターネットカフェ(漫画喫茶)規制に反対する共同声明

potlatch です。
またしても、起きたら投げ文がきてました! 

『 オタクのATゴンが情報公開でとってきた資料はとってもおもろいぞ。

 それ使って警視庁の犯罪資料について書いてやったのでディストピア東京だっけかに載せてもらってかまわんぞ。

 警視庁の生活安全総務部が出した2009年10月16日の「インターネットカフェ等の現状と有識者懇談会の開催について」では刑法犯の発生状況(2009年1月〜8月)として679件(窃盗579件、詐欺67件、強盗7件、強制わいせつ6件、強姦2件)、窃盗が85%、詐欺が10%。この2罪種で全体の95%を占めると書いてあり、ネットカフェでの犯罪を減らしたいなら、まず重点的に窃盗対策をとりゃいいわけじゃん。

 そのためにカギのかかる個室とか、ちゃんとしたコインロッカーと作れといった対策を取らせようっていうならとにかく、本人確認の義務だって。バカじゃねーか。記帳させてる旅館やホテルで盗難がないとでもいうんか。

※条例でもネットカフェの開業・変更・閉店の際の公安委員会への届出だとか、本人確認の3年間保存とかはあっても、窃盗対策はないんだよねえ。
 金のかかるコインロッカーとか防犯カメラはしてもしなくてもいいって警察の狙いというか考えが良く出てるね。
 余計なことだけど、ネットユーザーって怒らないんだろうか。どうせネットを使っている連中なんて体制派か。

 また、別添資料として「インターネットカフェ等を利用した犯罪事例」が20件あげられているけど これは全て本人確認をしていないネットカフェの犯罪だけで、本人確認をしているネットカフェでの犯罪例は1例もないじゃん。

 この別添資料は2009年11月に出された有識者懇談会報告書「インターネットカフェ等を利用した犯罪等の防止対策の在り方に関する報告書」の資料2「インターネットカフェ等を利用した犯罪事例」に11月中の事例2件を加えた形で使われており、基本的な資料は警察が提供したものをまんまというか、改悪した形で使っていることは明白。

 改悪っていうのは「インターネットカフェ等を利用した犯罪事例」のものは事例に対して検挙だとか、警告だとか、廃業だとか、補導だとか解決したことが書いてある(っていうか全部解決積みじゃん)のに、有識者懇談会報告書の「インターネットカフェ等を利用した犯罪事例」のは検挙だとか、警告だとかの部分を全部カットしてやんの。

 マスコミはこういう所、照らし合わせて指摘しないのか。配られたものそのまま書けばいいのか。楽だなあ。

 「警察の力がないんで規制をしたいんです。そのためにはネットカフェユーザーのご協力を」って。浪花節かよ(笑)。条例案を見ると警察はそんな態度ではなくて高圧的に「弾圧だ」って言っているようだがな。

 ついでに言えば、有識者懇談会の顔ぶれは前田っち雅英の他に警視庁嘱託弁護士の長尾敏成、本人確認を進める日本複合カフェ顧問の若松修、「もっと安全・ほっと安心・さわやかTOKYO」でパネリストをした経験のある田中雅美氏(こいつオリンピック選手だろう、運動バカか)、銃規制について話し合う有識者懇談会のメンバーの藤原靜雄だって、最初から警察よりの報告が出るのは分かりきっているよなあ。

 都議会ってのはこういうところは指摘しないで、スルーすんのか。

 10月や11月の報道をみれば、警察から提供された資料でマスコミは書いているようだけど、警察の都合のいいことだけ書かないでこういうこと書けばいいのに。なにやってんだか。

 追伸 
 こんな無能なので記者がつとまるなら、お前○○○○なんてやめて記者にしてもらえよ。おやじ体調悪くてそれどころしゃないか。お袋さんによろしくな。』

 ・・・代々木英三さん、ありがとうございます。代々木さんて、「モンスター」に書いてたあの代々木さん??


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