ディストピア TOKYO

都議選ガイダンス 民主党の巻① 大津浩子議員(渋谷区選出)

by on 7月.08, 2009, under タウン情報, 豆知識

potlatchです。ひきつづき、民主党です。2月24日の代表質問では言及ナシ。と思ったら、デター!! 典型的な防犯カメラ万能論! 大津浩子議員(民主党・渋谷区選出)と、警視総監・米村敏朗君のやりとりです。

★民主党の巻①

▼2月25日 第21回定例会・一般質問

東京都議会トップ > 本会議の会議録 > 平成21年第1回定例会 > 第三号
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/proceedings/2009-1/d5219301.html#12

〇九十九番(大津浩子君)
 次に、繁華街の盛り場総合対策についてお伺いします。
 警視庁では、盛り場総合対策推進本部を設置し、渋谷、六本木、新宿歌舞伎町、池袋の四地区を中心に盛り場総合対策を推進しています。
 だれもが安全で安心して楽しめるような盛り場をつくっていくためにも、二十四時間見守ることのできる街頭防犯カメラを設置促進していくことが特に有効であると考えられます。
 また、渋谷地区は若者のまちとして知られ、センター街を中心に多種多様な風俗店や飲食店が集中しており、風俗店へ案内をする無料風俗案内所が点在しております。
 このような環境から青少年を非行や犯罪から守るため、渋谷地区における盛り場総合対策の取り組み状況と、無料風俗案内所に対してどのような対応をとっているのか、警視総監に伺います。
〇警視総監(米村敏朗君)
 渋谷地区における盛り場総合対策の取り組み状況についてお答えをいたします。
 警視庁では、だれもが安全で安心して楽しめる盛り場環境を実現する、これは以前にも申し上げましたけれども、要は、そういった盛り場から、怖いとかひどいとか、あるいは気味が悪いとか、場合によっては汚いとか危ないとか、そういう印象を持つ、そういった要因をいかに排除していくかという観点から、重点的かつ戦略的な盛り場の総合対策を関係機関とも連携しながら実施しているところであります。
 渋谷地区におきましても、一つには、これまでに多数の暴力団員あるいは来日外国人犯罪者等を検挙、摘発をしております。また、数多くの違法風俗店やカジノ店などを閉鎖に追い込んでいるところであります。
 さらに、条例を整備いたしまして、客引き行為の規制強化、また、先ほどご質問がありましたけれども、無料風俗案内所に対する規制、これは条例といたしまして、歓楽的雰囲気を過度に助長する風俗案内の防止に関する条例ということでございまして、一定の行為を禁止し、取り締まっているということであります。いずれにしても、盛り場環境の改善に努めているところであります。
 また、ご質問のありました防犯カメラについてでありますが、現在は、渋谷宇田川町地区で十台の街頭防犯カメラを運用いたしております。
 今後は、風俗店が密集する道玄坂二丁目地区、ここにも街頭防犯カメラ十台を増設いたしまして、防犯環境の一層の整備を図ってまいりたいというふうに考えております。
 いずれにいたしましても、盛り場対策、渋谷地区につきましても、今後とも、東京都を初めとする関係機関、団体、あるいは、とりわけ地元の商店街等の方々と連携をとりながら、渋谷の特殊性である若者のまちというのが生きるように、さまざまな角度から施策を強化してまいりたいと考えております。

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 大津議員の公式サイト(http://www.o2net.jp/index.html)には、
「深呼吸のできる東京を実現します。」
「税金のムダづかいをなくそう1円の重みを感じる都政の実現」
とあり、とっても共感するのですが、防犯カメラの設置にどれだけの費用がかかるか、ご存じですか?

▼セキュアジャパン NEWS
 http://www.ansin-jp.com/info/news_detail.php?page=611

「渋谷センター街に防犯用街頭カメラ10台設置・運用開始」
 警視庁は22日、東京・渋谷のセンター街に、ドーム形カメラなど防犯用の街頭カメラ10台を設置し、運用を開始。24日には池袋駅西口地区でも20台の運用を始める。センター街周辺の1平方キロメートル当たりの刑法犯認知件数は都平均の67倍に上るという。両地区のカメラの画像は、渋谷、池袋署と警視庁本部の生活安全総務課で監視し、録画は1週間分保存し、捜査に利用する際は都公安委員会に報告する。また、プライバシー保護のために、付近には「防犯カメラ作動中」の表示板(縦60センチ、横18センチ)を置いた。
 2地区での設置費用計約1億4000万円は都が負担。都の予算での設置は、02年2月の新宿・歌舞伎町地区の50台以来。地元商店街や区が独自に設けた分と合わせると、都内の防犯用街頭カメラは2年間で700台近くまで増加したという。

▼監視社会を拒否する会
 http://www009.upp.so-net.ne.jp/kansi-no/condition/documents/condition_camera_2004_005_01.htm

「池袋・渋谷を歩けば24時間警察に監視される——新宿歌舞伎町に続いて警察の街頭監視カメラ網が拡大」
 警視庁は、新宿・歌舞伎町に続いて街頭監視カメラを新たに渋谷センター街(10台)と池袋西口(20台)に設置し、渋谷は3月22日から、池袋は同24日から運用を開始した。両地域とも設置されたカメラは、すべてレンズが360度回転するドーム型であり、撮影された画像は、渋谷、池袋の各所轄警察署と警視庁本部の生活安全総務課に送信され、24時間体制でモニター監視され、録画記録されている。 
 私たちが渋谷センター街で買い物をしたり、池袋西口で飲食すれば、常時警察に監視され、その行動はすべて録画記録される。警察による完全監視網は、風俗店ひしめく歌舞伎町という特殊な地域から池袋・渋谷に拡大された。これを手始めに今後さらに普通の繁華街や商店街に次々と拡大されていくだろう。

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 30台で1億4000万です。しかもこれは2004年、5年前のニュースです。
 つうか渋谷センター街、すでにSCGP(Shibuya Center-Gai Patrol 渋谷センター街パトロール)隊がギリッギリやってるみたいですし・・・さらにカメラ必要ですか? やればやるだけ「体感治安」が悪化している、という好例ではないでしょうか?

 そういえば渋谷名物ガングロ・マンバ(&センターガイ)もとんと見かけなくなりましたね・・・。まったく、いやな渡世だなア。(都政?)

ご参考)
▼ TERM 渋谷センター街 http://center-gai.jp/activity01.asp
  ※注意!チーマーのサイトではないです(笑)


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