江東区は何の効果もない野宿者対策を反省し、行政代執行等の費用を弁償しろ
by potlatch on 3月.07, 2012, under タウン情報
potlatchです。江東区・竪川河川敷公園の行政代執行がらみでこんな投げ文が! 江東区民のみなさん、この金遣いの荒さ、どうなんでしょう?
↓↓↓↓↓
江東区は何の効果もない野宿者対策を反省し、行政代執行等の費用を弁償しろ
江東区は2月11日付のこうとく区報で『竪川河川敷公園を一部閉鎖中』という囲み記事を載せた。
その中で【テント等での生活を余儀なくされている事情にかんがみ「ホームレスの自立等に関する特別措置法」を踏まえて、生活の相談、自立のための施設入所の相談、住宅への入居の支援等を積極的・継続的に行ってきました】と、野宿者の支援を熱心におこなってきたかのように装っているが、実態は全く違う。
東京都福祉保健局発行の「路上生活者概数調査」によれば竪川河川敷公園の野宿者の推移は下記の通りである。
2005年8月101人、2006年2月87人、8月89人、2007年2月58人、8月58人、2008年1月55人、8月53人、2009年1月56人、8月52人、2010年1月55人、8月67人、2011年1月73人、2011年8月77人。
江東区の言うように「生活の相談」や「自立のための施設入所の相談」、「住宅への入居の支援等を積極的・継続的に行って」いたのだとしたら、なぜ野宿者がほとんど減少しないのか?
江東区の言う野宿者対策が意味がなかったからとしか思えない。その失政をごまかすための行政代執行や力ずくによる荷物の撤去、公園からの追い出しなどは許されない。
しかも江東区は、1月27日のフェンスバリゲートによる公園閉鎖のために緊急に雇ったセコムの代金 136万5945円 や 2月6日から2月10日までの竪川河川敷公園の行政代執行のために雇ったセコムの代金 363万9720円、合計たった 5日間 で 500万5665円 もかかったという、重要な事実を市民に知らせようとしない。
江東区の失策による税金の無駄遣いはセコムとの契約だけで止まらない。職員の勤務時間外手当、フェンスバリゲードを用いての閉鎖作業に伴う費用などを数え上げれば、一体どれくらいの額になるのか想像もつかない。江東区は費用内訳を公開し、失策によってかかった費用を弁償しろ。
最後に、江東区は2月9日に約束していた話し合いをキャンセルしたことに伴って起きた事件を、無理やり威力業務妨害罪に仕立て上げ、支援者をまるで危険人物であるかのように扱った行為に対して反省せよ!
2012年3月5日
竪川河川敷公園より、野宿者強制排除に対し、国際的な抗議の集中を!! 山谷ブログ-野宿者・失業者運動報告
http://san-ya.at.webry.info/201203/article_13.html
2.9 竪川弾圧救援会 http://solfeb9.wordpress.com/
墨田区・荒川河川敷でも機動隊まで動員して小屋、猫小屋、看板などを強制撤去、国交省は話し合いに応じろ!
http://san-ya.at.webry.info/theme/5c85ce6c35.html