ディストピア TOKYO

映像・表現

新宿大通り商店街:民間パトロール隊の社長さんインタビュー

by on 6月.06, 2009, under The 職質, タウン情報, 体験談, 映像・表現, 豆知識

 ご報告がおくれましたが、「4月19日、新宿東口でのビラまきの後、ためしに新宿ホコ天をみんなで歩いてみる」の巻。です。
 なんと、民間パトロール隊の方に、インタビューすることができました! まずはごらんください。

http://www.youtube.com/watch?v=Cbq2P0jSXt8″>http://www.youtube.com/watch?v=Cbq2P0jSXt8

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 この日、うららかな陽気の日曜日だというのに、びっくりするくらい人がいない! いや、買い物客、ウィンドウショッピングを楽しむ人たちはたくさんいるのですが、せっかくのホコ天なのに、みな歩道を歩いています。歩行者天国の意味なし・・・

 代わりにやっぱりいました。警察官、および青いスタッフジャンパーのパトロール隊。さくらやの前から、20メートルおきくらいに、警官とパトロール隊それぞれ2名ほどのチームで、道路の真ん中に立ち、まわりを見回しています。これじゃどうみても楽しさ半減ですよ・・・

 で、ためしに、「IOC様 ようこそディストピア東京へ!」の横断幕をかかげて、ホコ天のド真ん中をみんなで歩いてみました。それだけなのに、異様に目立ってしまいました。前からこんなだったでしょうか?? ミュージシャンや大道芸人がいて、それをみる人だかりがそれなりにあったように思うのですが・・・で、案の定、三越、伊勢丹を過ぎ、世界堂の前あたりを過ぎたあたりで、民間パトロール隊と警官が追いかけてきました。

 そこはちょうどホコ天の終了地点。「おつかれさま!ここで解散しますー」といってるその最中に、「アンタたち何やってんの! 立ち止まらない! 溜まられると困るよ!」と、いきなりどなりつけてくる警官。怖いつうの。「あー、いま解散するところなんですけど〜」「早く行きなさいよ!」・・・一瞬たりとも立ち止まってはいけないのか、ホコ天なのに。やっぱ意味なし!

 ただ、「安全安心まちづくり条例」にはいっさい触れてこなかったですね。まあ法的根拠にはならないのですから当たり前か。向こうのフライングを期待していたのですが、そうはならなかったです。

 さて、ここからが本題。

 解散後、駅に向かおうと歩きはじめたキツネ(びらまきに参加)の前に、いきなり立ちはだかり、正面からバチバチ撮影しはじめる、青いスタッフジャンパーのおじさまが・・・・
 「うわ、民間パトロール隊が勝手に撮影?」と思い、抗議しようとしたところ、様子がへん。どことなく友好的。どうもキツネがめずらしく、記念写真を撮りたかったようで・・・・

 というわけで、インタビューを申し込んでみたところ、なんと快諾のお返事をいただきました!

 映像はそのやりとりの一部始終です。実に礼儀正しく、私たちの疑問にお答えいただきました。新宿ホコ天は「新宿大通り商店街」なんですね、はじめて知りました。

 おじさんは、商店街でお店をいとなむ社長さんとのこと。実直さにあふれた、善意の人であることが、その受け答えからもみてとれると思います。その善意が、「あやしい」と思ったひとを犯罪者視し、排除を「当たり前」にしている現実。。。それも、警察と商店街との、微妙なとりひきの下に行われていることが分かります。

 社長さん、貴重なインタビューありがとうございます! 
 
 

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