「バッグの中は何? どこから来たの?」
by potlatch on 3月.11, 2009, under タウン情報
たとえば、2003年の「健康増進法」に基づき、多くの各区や町で、路上喫煙禁止になった。煙草を勝手にすっていると、どこからともなく監視員が登場し、それでも無視してすっていると、罰金を科される。
煙草の場合は、いきなり検挙にはなりませんが、あれも一種の自警団の代行行為。
おかげで、あっという間に、街中で煙草を吸うことが、反社会的行為になったではありませんか。
この自警団づくりの下地は、去年のサミット戒厳体制づくり、防災訓練、対テロ訓練などで、しっかりつくられていたわけです。
確か、サミット前テロ対策で、繁華街の若者(あの時は、確か、髪型が普通でない?ニット帽子、お面? 迷彩服、でかいバッグ、ずだ袋、バッジ、メッセージTシャツ、やぶれズボン、安全靴、黒づくめ、など)に、やたらと職質が行われていた。それも本来、サミットが終われば「解除」されるはずなのに、最近、また増えている。(私も、何回も見た)
「バッグの中は何? どこから来たの? どこへ行くの? 身分証明になるものある?」
てな具合。
そのうち、こんな光景も、もしかしたら。
「推進協議会です。どこへ行くんですか?」
「ご飯食べに」
「何を食べるつもりなの?」
「ラーメンかな」
「なんで、ラーメンなの?さっぱり系、こってり系?」
「さっぱり系かな?」
「じゃあ、九州系は嫌いなんだ?」
「いや、きらいってわけじゃあ」
「今、こってりはいやだと言ったじゃない」
「そんなこと、言ってませんよ」
「むきになってる。こないだ、ここで起きた事件、被害者は福岡出身って知ってた?」
「知りませんよ」
「あんた、九州出身者にうらみがあるみたいね。ちょっと、警察に通報しようか」
「そ、そ、そんな~」