ディストピア TOKYO

「集会やデモ中止」申入書について(回答)新宿4商店街振興組合理事長 殿

by on 11月.10, 2010, under タウン情報

☆ココサキニヨンデネ → デモやめろ!?

                 2010年11月10日

新宿大通商店街振興組合理事長 殿
新宿駅前商店街振興組合理事長 殿
新宿東口商店街振興組合理事長 殿
歌舞伎町商店街振興組合理事長 殿

     「集会やデモ中止」申入書について(回答)

 拝啓 日々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 このたび、「集会やデモを中止」するよう申入書をいただきましたので、ご返答させていただきます。
 新宿地域は「人と車の混雑は深刻なものがあり、その状況は極めて危険」とのことで、商店街のみなさまにおかれましては、なにかとご心痛のこととお察しいたします。
 しかしながら、「安心して買い物、散歩等のできる街とするため、この一帯において集会やデモなどは行なわないよう申し入れします」との内容は、憲法21条「集会、結社および表現の自由」をふみにじるものであり、とうてい容認しかねます。
 そもそも集会・デモという街頭表現行為は、交通のアクセスに優れ、人出も多く活気ある盛り場においてこそ、実施する意味があるのです。また、その権利は民主主義国家においては、当然認められるものであり、阻害されることがあってはなりません。また、「道路」を短時間のうちに通過するデモが、「買い物や散歩中のお客さま」の安全を阻害するとは思えません。
 末筆ながら、私たちの団体が新宿地域で主催したデモは、半年前の3月「ネットカフェ規制条例反対デモ」一度のみであり、当面デモの予定もありませんので、このたび、なぜこのような申入書をいただいたのか理解しかねるところもあることを申し添えます。
 私たちは、報道されることの少ない都政に関するさまざまな問題を、集会やデモという形式で広く公に訴える行為は「集会、結社および表現の自由」の根幹をなすものであり、大切な権利であると確信しております。
 商店街のみなさまにおかれましても様々なご事情がおありかと思われますが、このような申入書は、自主的にお取り下げいただきますようよろしくお願い申し上げます。

     東京都安全安心まちづくり条例改悪に反対する共同声明
  
(ココマデ)

 ・・・・花園神社例大祭、新宿エイサーまつり、新宿芸術天国パレード、東京六大学応援団パレード、阿波踊り町内練り歩き、警視庁主催の高齢者自転車パレードなんかも、ぜーんぶ道路を一時的に占有して行なわれるデモ、なんですけどね。。。。どうもいろいろと誤解が多いようです。

 しかし、まあ、近年の東京都市部におけるデモは、一瞬「けいさつのデモ!?」とみまちがうほどの過剰警備ぶりが目立ちますから、やむを得ない部分もあるかと思います。お巡りさんがたくさん集まってると「すわ、事件か!?」と心配するのが人情ってもの。つまり、警察の過剰警備が、逆にデモへの不安をあおっている部分が大きいと思います。けいさつ〜 商店街のひとたちに心配かけるなよ。

 「デモが暴徒化する」「国際テロ」とかそういう治安弾圧正当化のロジックだけは妙に欧米化がすすみ、コウアンケイサツとやらが「危険人物」との偏見にもとづき個人情報を違法に収集しまくり、ささいな表現行為すら厳重に取り締まる一方で、

 その秘匿情報をウィニーで流出しまくりってさあ・・・・ほんとどうなってんのよ。

 もうね、これ、警察の存在自体が人権侵害、「パブリック・エネミー」といっていいと思います。公共の敵。ふざけるな!

▼捜査情報流出に怒りや困惑 「協力したのになぜ…」
 2010/11/07 16:09 【共同通信】
 http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110701000290.html

 警視庁などが作成したとみられる国際テロ関連の情報収集文書の流出が発覚して7日で1週間以上が経過。日本国内のイスラム系外国人らの顔写真や住所、家族構成、聴取内容などが今もインターネット上を漂う。「家族が心配」「聴取に協力したのに…。なぜ名前が出るのか」。容疑者扱いの記述もあり、個人情報をさらされた被害者に怒りや戸惑いが広がっている。
 週末の礼拝に60人以上のイスラム教徒が集まる東京都内のあるモスク。流出文書にはモスクに出入りする人や車の数、モスク名義の口座残高が詳細に記載されていた。
 職員のパキスタン人男性によると、個人情報が流出したイスラム系外国人約20人のうち2人が「日本人の妻や親類にも知れ渡り人間関係に亀裂が入った。がっかりしている」と相談に来たという。職員は「今後、お祈りに来る人に危害が加えられないか心配」と話した。
 都内に住む北アフリカ出身の40代男性は、国際テロ組織アルカイダとの関係を疑われた友人らについて、警視庁公安部の聴取を受けた。その内容が丸ごと流出データに含まれていた。
 男性は「精いっぱい捜査に協力したのに、こんな文書が出たらみんな犯人扱いされてしまう」と憤慨。


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